渡部です。
時代はインバウンドですよ、インバウンド。
クールジャパンとかで日本流行ってるみたいですね。
松江にいると、そうか…?と思ってしまいますが。
あれ、留学生って…?
身近で見る外国の方って、カレー屋さんか大学生しか見ないんですよね。
エバグリにも留学生の方はご来店されてましたが、皆さん帰国してしまいました…
担当させていただいたことももちろんありますが、やっぱり髪質が違うんですよ。
日本人をカットする時とは、また違った考え方が必要だったりします。
頭の形、髪質と想像するのは容易いのですが、大事なことがもう一つ。
「文化」です。
毎日洗うんですよ、「日本は」
日本は、「毎日洗う」文化ですよね。
諸外国はいかがでしょうか?
毎日洗わない国だってもちろんありますよ。
毎日洗う場合と、洗わない場合の「シャンプー剤」の作り方は変わってきます。
洗浄力、仕上がり。髪質だって違う。
求められるものが変わってくるので、当然メーカーはそこらへん考えますよね。
本題です
ケニアへ1年留学してた学生さんがいるんですよ。
渡航する前の準備はそれはもう壮絶で、予防接種の本数たるや…注射は嫌いです。
その他にも向こうで気を付ける事なんかを聞いていた僕としては
「よくぞ御無事で…」
と自然に口から出てきていました。
1年ぶりに帰ってきた彼と
「ジャンボ!」
と挨拶を交わし、施術スタートです。
楽しく思い出話を聞かせてもらっていたんですよ。
彼から、
「また行くんですよ」
と聞くまでは。
そこである計画を思いつきました。
渡航前のやり取り。
そう、「シャンプー」です!!!!!
やっぱり気になるじゃないですか。
アフリカ圏のヘアケア事情!!!!
もう首を長くして待っていました。
そして、帰還
今回は短めだったようで、一ヶ月くらいで戻ってきてくれました。
予約をいただき、何やらメッセージに写真の添付が…
キタキターーーー!!!!(゚∀゚)
安いほうのやつ。100円~200円らしい。
これがコンディショナー…
ついてるのはケニアの値札シール?
このオリーブなんとかというやつが高い方らしく、500円~600円らしい。
いやーーー高まる…
来店いただいてから「今日もちろんこれでシャンプーだよね?」と言ったら華麗にスルーされました。
いざ、バスタイム!!!!
スーパーに寄りましたが、買い忘れを3つするくらい急いで帰ってシャンプーです。
安定のちょんまげ。
髪の毛は、整髪料はほぼついていない状態。
朝に一度シャンプーしてます。
しっかり濡らします。
この時点で指が通るのでスタイリング剤はほぼ流れています。
これは、「安いほう」です。
なんかみたことある色ですね…
エメラルドグリーン。
香りはさほどない…?
泡が!!立たない!!
ちょっと泡立ちがよくないぞ?
2シャン。2回目ですね。
これは「高い方」でいきます。
こちらはフローラル系の…日本でいうならオーガニック系のシャンプー特有の香りがします。
…いや、結構狐井匂いか!?
一回シャンプーしたから…というよりも、こっちの方がちゃんと泡立つ性質かも。
洗ってる感覚も、なかなかです。
仕上げはコンディショナー。これも結構香りがキツイ!?
やってみた結果
見た目じゃ全然分からないんですが、今私からは結構なキツイ香りが漂っています…
肝心の仕上がりなんですが、持ってきてくれた本人も言っていた「コンディショナーが落ちない」という感覚、よく分かりました。
髪ではなく、手さえも何かコーティングされたような感覚があります…
ケニアなんて聞くとチリチリで短い髪が…と思ってはいたのですが、
これで見るように、薬剤の進化や道具の発達でストレートパーマ、エクステ等が流行してるみたいですね。
となると、自然とヘアケア市場も盛り上がってきているのも頷けるような。
ただ、基本は石鹸らしく、髪の毛にも使えますよといったような石鹸があるらしい。(シャンプーとボディソープの中間みたいな立ち位置で固形石鹸)
ふーーむ。いろいろなものがありますね。
やはり求められていること、文化に寄り添ったものがその国々にありますね。
ただ言えるのは
日本のヘアケア剤、最強
ということです。
日本人が使うならね。
外国に行かれる方、
お土産はシャンプーで。
よろしくお願いいたします。
渡部