渡部です。
朝刊を読んでいるとこんな記事が…
確かに、色素が薄くて地毛が茶色い方はおられますよね。
毛が細い方なんかも光が透過して茶色く見える方も普通におられます。
赤ちゃんなんか分かりやすいと思います。
どう見えたらいいのだろう?
例えば転職しようとして、面接を受けるとします。
面接官の方への印象をよくしようと思い、そんな髪型をスタイリスさんにお任せしたとして鉄板なのは
耳出し、眉出し、襟かからず
これ鉄板です。
清潔感があって爽やか。好印象を与えやすいと思います。
だがちょっと待った
お久しぶりです。よしざこです。(使わせてもらったよ)
清潔感もあるし爽やかでもあるのですが、これ面接ヘアだと多分アウトなのです。
フロントの長さとサイドの2ブロック部の長短の差がポイントです。
耳出し、眉出し、襟かからずで爽やかなスタイルのハズなんですが、なぜダメなのか…??
受け手のイメージ
これに尽きると思うのです。
昔のスタイルは長短の差があまりなかったり、毛束等の立体的なスタイルより櫛で梳き付けたりした「面」のあるスタイルばかりでした。
面接官をされる方はそれなりのキャリアがあったり、ターゲットの年齢層を考慮した時にどんな印象を持たれそうかということであったり。
80年代、90年代、2000年代、2010年代と30歳の男性を並べてみたりすると、見た目の雰囲気の違いに驚くと思います。
これは酷かった…
「2ブロックにしたら学校でダメと言われた」というお客様がおられました。
お話を聞くと、確かに2ブロックの刈り上げ部がかなり薄くしてあったりと長短があるスタイルだったので、これは言われるかな~と。
短くしたいとのことだったので、思い切って刈り上げ部に合わせてサイドが短いソフトモヒカンスタイルに。
こないだアップした雑誌みたいなやつ。これのもうちょっと全体長めなやつ。
で、後日聞いたら
「刈り上げがダメって言われました」
はぁ!?と思いましたよね…
いや、短いし爽やか、9.5割の方は学生らしくて(この表現もどうなのかな…)いいと言ってくれると思うんですが!?
確かにその方が今まで築いてきたイメージ等あるので、受け手の見方があるのも分かるのです。
でもですよ…
絶対評価と相対評価ってあるじゃないですか?
今の学校は絶対評価に変わってると聞いたのですが、髪型をフラットな目で見れば絶対OKなんですよ。(事実、ビジネスマンや就活中の方もよくオーダーされます)
刈り上げがダメとなったらじゃぁ長いのはOKなのかと思ったりもします。
むしろ何がOKなのかと…
規則は無いとダメだと思いますし、そのステージに合わせたヘアスタイルというものは存在すると理解しているつもりです。(僕は昔は酷かった)
仕事をするプロとして職場に立つならば、個人個人に対する見方なんかももうちょっと考えたほうがいいのではと思いました。
実際人と関わっていれば見方が変わる事なんかしょっちゅうだと思うのですが。
実際その髪を切っているのは私たちなので、教育の場でのヘアスタイルの空気感なんかもしっかりリサーチして、もっと理解した上でのバランス取りをしなきゃいけないのかもしれませんね。
髪型ってそもそもカッコよくなるためにしか存在してないと思うので、そのステージに合わせたカッコ良さを提供できなければいけませんね。
がんばろ。
渡部