渡部です。
Facebookでアイキャッチ画像が反映されなくなる事例、たまーに起こるんですよね…
対策したいんですが、イマイチ分からん(笑)
分かるんですけど、この状況を利用して真面目記事なんかもいいかなと思いました。
超有名な言葉
タイトルの言葉ですね。
「世界を変えたければ鏡の中の自分を変える」
深く掘っていけば、問題が起きた時に自分が変わることでしか~…という意味なんですが、僕らヘアスタイリストから言わせればもっとシンプルです。
「毎朝鏡の中に自分を映す」
です。
うまくいかない時や求めた結果と違った場合、肉体面でも精神面でも疲弊しがちです。
そうなると例えば部屋が汚くなったり洗濯物を畳まずポイとか食べ物が適当になったり…(俺のことか)
そんな生活をしばらく続けた結果、鏡に映った自分はどうでしょう?
多分イケてない感じになってます。
下手したら鏡も汚れてます。
「髪を切る」とはどういうことか(昭和以前)
世界中見渡してみれば、カット料金が平均収入の1000分の一の国もあれば平気で2万円という国もあったりします。
そういった国々では「ヘアサロンでカットをする」という習慣が無い人もいてセルフカット勢も多く存在します。
こと日本に関しては、多分95%くらいの方はヘアサロンに行く習慣があるんではないかなと思ったりしてます。
ちょんまげの時代の床屋さんの流れから「伊達」や「粋」という言葉があったくらいなので「カッコ悪いことはしてはいけない」みたいな風潮が当時からあり、それがその後の時代の「理髪店」に繋がっていったんだと思います。
僕のじいちゃんなんかは髪型がずっと変わらず、「いつ切ってるんだろう…」と思ってたりしてたんですが、伸びたのも分からないくらいマメに切っていたんでしょう。
「髪が伸びているのはだらしない、そんな自分を見せられない」といった粋な感じが、その時代の男性が髪を切る理由だったんじゃないかなと想像してみたり。
その気骨、姿勢をサポートするのが当時の理容師さん達だったんでしょうね。カッコイイ。
ちょっと今の時代は…?
そこで現代になるわけですが、「多様化」の時代になります。
「自然な感じ」というか、バッチリキメてる風ではなく少しルーズな、軽い質感を求める男性が増えてきます。
90年代くらいまではそれが新しく、どこまでルーズになっていくんだろうと(笑)
ツイストパーマなんかが流行ったのもこの時代です。
それでもツイストパーマなんかを施すのは制約がかなりあったはずなので、やるにもこの時代なりの「粋」が必要なわけです。
何かを捨てるというか、できないことが出てくるかもだけど、俺なりのスタイル‼的な。
そこからすっ飛ばして2010年代まできてみます。
多様性は極まっていて、個人個人の多様性も認めていこうという時代。
色んなものが産まれてくるし、価値観を認め合うのも凄く良いと思います。
それでも思ってしまうのは「鏡の中の自分」と向き合っているんだろうか?と思う瞬間があります。
うまくいかなかった時、運や環境のせいにしてしまうのか。
それとも「鏡の中の自分」と向き合ってみるのか。
うまくいかないことがあるのなら、一度立ち止まって自分の周りを整えてみるのはどうでしょうか?
髪もその一部。
鏡に映る自分の外見という一歩は、「変えていく姿勢」という内面の部分でも一歩進んでいると思うんです。
これで二歩進んでる。
二歩進んだ自分ってすごいと思うんですよね。
そのお手伝いができる仕事なんだな、またはしていかなければならないんだなとまた思ってみたり。
まずはお前が切れよ!!と(笑)
今年が終わるという感覚もありますが、それよりも「新しい年が始まる」という意識の方が強めな私。
続いているのなら、変わるのは早い方がいい。
いつやるの?
…私は言いませんよ(笑)
渡部