渡部です。

入学、転勤、新生活!と始まる方が多いと思います。

〇〇デビューと言いますが、そこは華麗なデビューを果たしたいですよね。

だかしかし!!

例えば服なんかは心機一転買い変えたりしちゃえばいいのですが、肝心の「完全オリジナル」な自分の髪とは上手に付き合えていますか?

髪の毛は非常に重要なファクター。

キマっていると周りの方からの印象はもちろん、自身にも繋がるものだと思います。

難しいような簡単なような‥

それがスタイリング。

しかし、「基本」は存在します。

断言します。あります。

やれば簡単。

やったらやるだけ速くなる。

と、「プロの人はみんなそう言う‥」と思った方、ご安心ください。

そんな皆様にも親しみがある「餃子のテイクアウト」で例えてみたいと思います。

餃子を買いに行く=髪を切りに行く

我々理美容師にとっての日曜の夜とは土日休みの方にとっての「花金」と同義です。

そんな日曜日にほぼ確実ににんにくモードを解放している渡部。

「今夜は餃子だ!」と意気揚々と‥

やってきました、大阪王将。

うまい餃子が食いたい!という気持ちを持ってお店に行くのは、カッコよくなりたい!とサロンに行くのと同じですね。

そして注文。

「焼き餃子2人前、持ち帰りで!」と注文します。

これはサロンで「こんな感じで!」と伝えるのと同じです。

そして焼き上がりを待つ。

例えるなら、カットしてもらってる最中です。

さぁきました!

焼き上がり→お渡し。

カット終了、仕上げてお帰りいただくところ。

この場で餃子は完成していますし、タレもついてる。

つまりタレ=スタイリング剤ということになります。

帰宅して餃子を眺めます。

フフフ‥美味そう。

これは家に帰って、スタイリングまでバッチリなヘアスタイルを鏡の前で見ているような気分‥

まぁ餃子でニヤニヤしてる人はいないと思いますが。

お皿に移しますが、これだけでは最高にうまい状態ではありません。

餃子は冷めてしまっています。

例えるなら、翌日の朝ですね。

髪はニュートラルな状態。

これを最高に美味しく食べるとするなら‥

そう、レンチンですね!

少し冷たかったりすると美味しさは半減。

しっかりチンチンに温めます。

これは翌朝のドライヤーです。

ニュートラルな状態でスタイリング剤をつけてもかっこよくなりません。

ドライヤーで完全ドライにするのが殆どのヘアスタイルでは大事です。

はい、チンチンです!

ここで何をつけるのか‥

うむ、ケチャップは絶対違います。

そう、ヘアスタイルには「最高に美味しくいただくための剤」というモノがあるのです。

そうそう。

結局「オフィシャルのタレ」が一番うまいです。

中には「ケチャップのほうがうまい!」という人はケチャップでOK。

ただ、あんまり美味しくない(スタイリングがうまくできない)という方は、担当スタイリストさんに相談すれば必ず合ったモノをオススメしてくれます。



という、アホなことを考えてたのですが理解していただけましたでしょうか?

お客様にはお伝えしていますが、

①よく濡らす
②よく拭く
③よく乾かす
④よく馴染ませる(スタイリング剤)

この四段活用が基本になるスタイルがほとんどだと思います。

参考になれば、ぜひやってみてください。

渡部