渡部です。
戒めという意味も込めて書こうかなーなんて思って書く今日の記事。
ある記事に「スタートの時間はキッチリ、締めはダラダラな日本人。スタートはルーズだが、終わりはキッチリな外国人」というのがありました。
え、理美容業界のこと⁉︎
とか普通に思いながら読んでましたね。
締め(終業時間)に関しては、どうしても!という方に時間外で施術をするのか、レッスンはどうするのか⁉︎等あるのですが、どちらもルールを設けたり、良心に従って判断すればお店、個人の成長に繋がることだと思います。
ではスタートは?
コレですよね、コレ。
例えばスタッフの遅刻。
これは物事に向かう姿勢がなっとらんですね。
美を提供する人にはキチンとしててほしいと思います。
そしてお客様の遅刻。
時間のない中でご予約いただいている方もおられ、道路状況、仕事の状況等、仕方がないことも多々あると思います。
そういった場合ではできるだけ対応させていただきたいが、無理な場合もあるという判断になります。
無理な理由として
①技術レベル的に無理
カットタイムとかがこれに当たりますね。
切れればいいということではなく、クオリティをいつもより落とさないというのがキモでして、十分な仕事ができないと判断した場合お断りしています。
②その後のお客様に影響する場合
遅れて来店されたお客様に施術し、その後のお客様の約束の時間よりスタートが遅れてしまった場合等ですね。
良しとする方もおられるかもしれませんが、よっぽどの事情がない限りは当店では良しとしないケースです。
約束ですからね‥
そこを破ってしまうと既にサービスではなくなってしまうと思うのです。
それと同じようなことが‥
③施術タイムが遅い(間に合わない)
これは本当に戒めも込めて。
何かの理由で時間内に終わらないお客様がいる→その後のお客様に迷惑がかかる→他のスタッフ、お客様の予定にも影響が出る→空気が伝播して誰もが不幸になる
正にこれなんです。
①と②が絡みあっての③というパターンももちろんありますが、防止する判断基準、多少の遅れはカバーできるクオリティを落とさない技術力があれば誰にも迷惑がかからないと思います。
病院で待つ方とサロンで待つ方の最大の違いは「待たされたという実感の違い」だと思います。
大病院等で診察まで待たされた!という話はのく聞きますが、もう行かない!ということはほぼないのではないでしょうか?
ヘアサロンでは、もう行かない!となり易いと思います。
これが治療とサービスの違いなのかなーと。
サービス業でありたければお客様との時間は、どのお客様にも平等に高いクオリティを守らなければならないという気持ちで仕事をしています。
僕自身たくさんのお客様、スタッフに迷惑をかけたなーという経験からこういう考えに今は至っています。
もちろん、お待たせしてでも‥という意見もアリ。
ただ、そういった部分に向き合うことが大事なのかなと思っています。
そんなスタンスで今日も頑張っていきます。
渡部