渡部です。
ネット等で「ヘアサロンではこう過ごしたい」的なアンケートを見たりすると、決まって上位に入るのが‥
「話しかけられたくない」
だそうです。
ふむ。
http://ribiyo-news.jp/?p=23645
そういえば理美容ニュースにもこんなん出てました。
主なサマリーは
・美容院や床屋を利用する男性の7割以上、女性の約6割以上がヘアサロンで理美容師に「話しかけないでほしい」と思っている
・「1回の調髪で支払う料金」が低い方ほど「話しかけないでほしい」と思っている
統計ということなので全てのお店に当てはまるものではないですね。
そもそもの話として、お店のコンセプトもあると思います。
低料金=低単価。
つまり席の回転で売り上げを伸ばしていくのか。
高料金=高単価。
サービスを求める方にはある程度のコミュニケーションが無ければ、パーソナルなサービスが難しいと思います。
そもそもみんな何話してるんだろう!?とも思いますね。
例えば最期のシャンプーが終わったあとのお決まり。
「今日はこれから何されるんですか〜?」
嫌な理由は「関係なくね!?」ということ。
もし、、、このセリフが何の理由もなしに口から出ているとすれば‥
「貴様には関係のないことだ」
と一刀両断されても仕方のないことかもしれません。
しかし、お客様のライフスタイルや、来店時の状況やオーダーを考慮しての言葉ならばそれはサービスになると思います。
例えば‥
夜勤明けでご来店のお客様に対して「(寝るかもしれないので)今日はスタイリング剤はお付けしますか?」
ジムに通われているお客様に対して「(このあとジムに行くのが分かってるので)スタイリング剤はつけないほうがいいですか?」
お客様を知るため、より良くするための「YES NOの質問」ならばそんなに嫌がられないかなーと思ってます。
特に理由のない、その場しのぎの会話なんかが嫌がられてるんじゃないかなーと思います。
ニュースの記事に着目するなら、高単価なお店に関してはお客様が求めるレベルも高いので、スタイリスト、顧客の方の間で情報の共有が積極的なのではないかと思います。
しかし、お客様と一緒にスタイルを練り上げていくのも良し、椅子に座ってお任せスタイルで目を瞑ってゆっくりするのも良し。
両方ともにヘアサロンの楽しみ方の真髄かなと思います。
来店時に担当スタイリストに伝えてみると、より満足度が上がるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
渡部