渡部です。
ようやく!ようやく極寒の時代(雪)が終わりました。
また来るかもしれません。
さて、昨日のお客様です。
そう、くせ毛の方です。
くせでお悩みの方、かなり多いと思います。
・扱いにくいから梳いて!
・膨らんでくるから短くして!
・ストパーでまっすぐにしたい!
と、色々な要望を寄せていただきます。
ここで考えたいのは、「ヘアスタイルの連続性」です。
一か月後、もしくは二か月後くらいにはまた髪を切る方が多いんですよね。
その時…
・もし梳き過ぎていたら毛先がペラペラで根元が重くなるかもしれない
・もし短くしてしまえばバリエーションが無くなるかもしれない
・もしストレートを施せば動きが無くなるかもしれない
と、次にスイッチしていこうとした時に障壁になってしまうかもしれません。
極端に「解消」してしまうより、「ちょっと解消」くらいでもかなり扱いやすくなりますし、個性を「無くす」より「生かす」ほうがスイッチしやすくなります。
ウィービングという技術を使ってストレートパーマ後、束感カット、刈り上げで締まりを作りました。
スタイリング剤も固いものを使っている方が多いように思いますが、柔らかく、伸びや馴染みが良いもののほうが束感は出しやすかったりします。
技術やスタイリング剤は、結局のところ「髪を生かすもの」と思っています。
そしてその髪は、その方自信の大切な個性であり、印象を決める大切な体のパーツです。
「生かす」ということを考えると、そのお客様のバックグラウンドまでしっかり考えなければならないというところがまた楽しいといいますか…と変態的なことを思っています。
髪質を好きになっていただけるということは自分のことをもっと認めてあげられるということ。
背中を押せるような提案ができればと思っています。
今日も頑張っていきましょう。
渡部