渡部です。
4月です。
問答無用で春です。
入社式を迎えるお客様がおられたり、新しい一歩を踏まれる方を見ているとこちらも初心を思い出すようです。
そして春といえば‥
第43回理容師美容師国家試験の結果
が気になるとこです。
理美容師の数は年々減少傾向、理容師に関しては激減‥という実情です。
さてさて今年は‥
美容師試験合格者は1万5502人(合格率85.6%)、理容師試験合格者は992人(同83.5%)だった。
oh…a little…という現状。
んでも‥
春の試験で理容師試験合格者は3年連続で前年を上回った。美容師試験合格者は前年1万円7千人台を回復したが今年は再び1万5千人台に減った。
令和2年度(秋・春)通年の合格者数は、理容師1605人、美容師1万8495人だった。理容師美容師の合格者比率は、近年理容師が美容師の約1割で推移している。
はい、増えてます。
増えてる背景には、バーバーブームや、美容師さんのダブルライセンス化があると思います。
高校卒業→専門学校というノーキャリアの若者が理容師を志す一方、美容師として働いている→メンズ特化や美容師の寿命を感じ、一生の仕事として理容師を目指すという方も増えています。
求人が楽になったり業界的に劇的に人が増えるわけではありませんが、一般のお客様には理容技術の良さや、かっこよさが伝わりやすい環境になるのはとても良いことだと感じています。
バーバーブームにより美容師さんの理容業への参入、若者の理容に対する新しいイメージという二つのキーワードで新しい風が吹いていますね。
理容師が美容の技術を取り入れなければ生き残れなかった時代は終わり、美容師が理容の技術や文化を取り入れて新たなかっこよさが生まれる時代。
正にクロスオーバーですね。
既存の良いモノを新しい価値観で更にイケてるモノにするって最高にかっこよくないですか?
かっこよさを感じていただけるよう、頑張りたいと思います。
渡部