渡部です。

 

 

 

 

 

「上手」という言葉があります。

 

[名・形動]
  1.  技能・学問・知識などが他よりすぐれていること。また、その人。「役者が一枚上手だ」「相手の上手を行く」

  1.  人を脅かすような態度をとること。また、そのさま。高飛車 (たかびしゃ) 。⇔下手 (したて) 

 

どうやら、「上手」と書いて「じょうず」と読んでしまうとこの意味にはならないみたいですね。

 

「うわて」です。

 

 

調べてみて「高飛車にはならんようにせねば…」と気を付けようと思ってしまいますね。

 

上手かどうかってそもそも自分で決めるもんでもないと思っています。

 

 

さて、お客様にちょいちょい聞かれるのが「一番得意な技術はなんですか?」と聞かれることがあります。

 

 

理容師というのは「衛生業」「接客業」「技術職」と色んな側面があります。

それこそ全て向上していかねばなりませんし「清潔」「コミュニケーション」「テクニック」と言い換えてみれば他の仕事だってその要素は外せないはずです。

 

 

んで、いったい何が得意かと聞かれると…

 

 

シャンプー、マッサージ


 

ですと答えます。

 

 

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あんまりスタイリスト(お客様の髪を切る人)がこの答えってないかもしれませんね。

 

 

ただ持論ですが、

 

「シャンプー下手なやつにほかの技術がうまいやつはいない」


と思っています。

 

 

シャンプーやマッサージってすべてのお客様がされます。(学生さんはマッサージなし)

 

つまりすべてのお客様に接客させてもらえる。(お店的にも一番貢献できると言えます)

 

 

でもやっぱりあるのは、「下っ端の仕事でしょ?」というイメージを持たれがちなようで…

 

 

 

なぜ一番最初にシャンプーのレッスンに入るか?


 

・頭の形に合わせた柔らかい手の動き

・お客様が迷わないスムーズな誘導

・淀みのない施術前の準備

・シャンプークロスの締め具合は不快でないか

・椅子を倒した後の体勢は不快でないか

・頭皮やお顔の皮膚の状態の確認

・髪の健康状態の確認

髪が絡まずにシャンプーできているか

・頭皮で感じるお湯の温度の感覚を手で分かるようにする

・状態に合わせたシャンプーの選定

・適切なリズム、力加減

ご要望に合わせた力加減やリズムに切り替えられるか?

……

………

 

 

と、マジであと10くらいは簡単に思いつきます。

 

つらつら書かせてもらったのですが、これだけチェックするべきポイントがあるわけです。

しかもよく見てみると「全部の技術につながってない…?」と。

 

シャンプーテストに合格後、様々な技術を教えてもらうのですが、大体言われることってシャンプーで教わった何かしらに通じてるんですよね。

 

すべてに通じています。

 

 

 

なので得意な技術は「シャンプー、マッサージ」と胸を張って言えるような状態でいるのが一番いいと思っています。

 

常に心構えを試されているような感じがして一番緊張する技術かもしれませんw

 

 

 

僕自身もシャンプーされるの好きですしね。

一番伝わるところだと思っています。

 

 

 

 

最近の自分の頭の中はできる限りアンテナを張ってフル回転しているつもりですが、何かを考えるにはやはり足元から。

 

しっかりやっていきたいです。

 

 

 

 

今日も頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

渡部