渡部です。
今日はお客様にクシについて聞かれたのでそいつをネタに。
まず、カットの前にクシでお客様の髪を梳かします。
この「とりあえずクシを通す」とこにもしっかり意味はあって、「毛流」「頭の形」「どんな手入れをされているか」「髪のクセ」「ダメージ」…とまだ書こうと思えば書けるくらいの情報量があります。
そこでお客様に言われたのが「全然引っかかりませんね!」ということ。
そう、引っかけたくないんです。
なんか雑に扱われたな…とか、擦れて傷みそう…とか、抜けるのでは…と、髪を引っ張るということにポジティブなことなんか一つもないのでは⁉と思っています。
で、ほぼすべてのお客様の髪を最初に梳かすのは…
このクシ。
目がめっちゃ粗いんです。
細かいクシと比べるとかなり違います。
ある程度ラフに切りたい時が多いので赤いクシを使ってそのままカットすることも多いですが、細かく切りたいときは細かいクシで。
ただ、ほとんどの方のカウンセリング時には赤が出てきます。
目が荒いので髪が引っかかりにくいんですよね。
軽くスッと通して、髪が行きたい方向や自然な毛流れを見極めて活かしてあげるのが好きです。
と、他にもありますが適材適所で使い分けています。
それだけ多様化してますね。
今日も頑張っていきましょう。
渡部