渡部です。
この体躯です。
体内の血液量も多いと思います。(大ざっぱに言えば、体重 1 kg あたり、約 65 ml らしい)
行きましょう。
余って(多分)ますから。
いざ、ゆかん
来たる2月13日。
献血当日です。
思い返せば、なかなかタイミングが合わなかったり、機会が分からなかったりで献血は初挑戦です。
そもそも注射の類や、血が出る事は苦手です…
軽い感じで「いいっすよ」なんて言ってしまいましたが、向かう道中はうっすらと手に汗が…
余裕など一ミリもありません。
着いてしまいました…
なんでしょう…
ショッピングモールに止まっている献血車を見るときは
「あぁ、社会貢献したいけど今はタイミングが…」
なんて申し訳ない気持ちで傍観していたのに、いざ自分が乗ることを考えると胸がざわざわと…
「献血カードはお持ちですか~?」
「なんすかそれ?」
すみません。存在すら知りませんでした…
生体認証とかするんですね~。
ここは少しテンションが上がる。
「こちら、首にかけてくださ~い」
おぉ…選ばれしもの(問診等、問題のなかった人)のみがかけられるストラップよ…
後光が差しています。
後で知りましたが、赤紐は「初めての人」だそうな。(私しかいませんでした)
乗車!乗車!!
平静は装っていますが、正直、心拍数は上がってます。
献血した人のみが応募できるイベントのキャンペーン。
待ち時間でのお菓子やお茶等、「ありがとう」がたくさん伝わってきます。
まずいですね。
「平静を装っている」と思っていましたが、醸し出される緊張感…
「62番の方~」
キタキタキタキタ(;´∀`)
正直、呼ばれたのを無視してこっそり消えようかと思いましたが、私の血で救われる尊い命があるかもしれない…
向かいましょう。
「では、採血させていただく前の血液検査をさせていただきます。」
ヨロシクオネガイシマス( `・∀・´)ノヨロシク
「あら~いい血管ですね!!では、左腕で検査、右腕で献血をしていただきますね~」
…え?
え、一回じゃないの?注射一回じゃないの!?
ホントに帰りたくなったのですが、ここは尊い命のため…
ワタクシ、涙目です。
血液検査で問題が出たりとかしたら帰れるのでは…(そうなれば病院に直行だけども)
うむ。全く問題なく、献血車へご案内です。
ベッドのようなイスに座り、渡されたのは…
「貧血にならない足の運動」のやり方です。
腹筋とお尻に力を入れ、つまさきをギューーンと伸ばして5秒!!!!
必死です。
我が黄金の右腕よ…
念入りな消毒…
ここで、一緒に行っていた方(献血はよくしている)から、
「献血の針、太いけんね~~(笑)」
ちょ、マジいらんやつですよそれ。
帰りたい。
ちなみに採血の時も、刺される瞬間、刺されている様は一度も見ていません。
「それでは始めますね~~~」
きたたたたたたたた!!!!
平静を!!保つ…!!!
あ、ちょっとチクッと…
大丈夫だ…
右腕さえ見なければどうということは…
つまさき!!ギュー―――ン!!!!
腹筋!!!ガツ――――――ン!!!!
必死でやっています。
10分少しかかると言われていましたが、7分くらいで終了。
ふ、また一つ人間としてのレベルが上がりましたよね。確実に。
終わってみれば
説明はもちろん、献血をしに来た方々への配慮が素晴らしく、とにかくスムーズ、丁寧でした。
受けに来ている方も、会社として取り組んでいるのか仕事中に献血という方がほとんど。(お客さまとも会いました。)
献血センターからのお土産(ラップ、ペン、お茶)と、更にグランラセーレ八重垣さんからも引き出物のようなお土産をいただいてしまいました…
まだ大きいケガなどしたことはなく、輸血のお世話になったことはありませんが、私の血液が必要な方がおられるかもしれないし、自分に輸血が必要なことがあるかもしれない。
これは大きな社会貢献だと思います。
「次は5月8日以降の献血が可能です~」と教えて頂きましたし…
また行くか!!目指せ趣味献血。
でも注射は嫌だな…
渡部